研究者らによれば、この美しい現象は虹に似ており、性質上は光学現象の暈に近いのだという。この現象は上空に広がった軽い巻雲をバックに現れるが、この雲は一定の条件でしか発生しない。
WOW... Absolutely fantastic circumzenthial #Arc where ice crystals are reflecting in these morning cirrus clouds, lasted for a few minutes but looked stunning, this from Maidstone Kent! #loveukweather #ukweather #photograghy 🤩 pic.twitter.com/qc22GKN6km
— WEATHER/ METEO WORLD (@StormchaserUKEU) November 7, 2020
暈の発生には、太陽が地平線から58度の高さ以上にある必要があり、また、高度な上空に氷の結晶を含む巻雲が水平に広がっていることが必要だという。
驚いたことに、地上の一定の場所(北緯55度および南緯55度)では、こうした現象は観測されない。そこでは太陽が十分な高さまで上がることがないからだ。
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