サーフィンをしていたジョーダン・フーパーさん(17)は、波に振り落とされ沖合30メートルのところで漂っていた。
フーパーさんは当時の状況について、「泳いでサーフボードに戻っていた際に、水の中の何かにぶつかってしまった」と語っている。
“It grabbed completely around my leg. The back of it is the worst. All of its teeth went straight through my leg,” Hooper said. “They said it could have been anywhere from a 6 to 7-foot blacktip.” https://t.co/bnpnEi29eu
— WDBJ7 (@WDBJ7) November 8, 2020
目撃者によると、それは推定体長1.8〜2メートルのカマストガリザメだったという。サメはすぐさまフーパーさんの足を攻撃した。
フーパーさんは激しい痛みと出血に襲われ、サーフボードにたどり着くことができなくなった。フーパーさんはその時のことを、「私は力を失って気絶しそうになっていました」と語っている。フーパーさんは仲間に合図を送ろうとしたが、何が起きているか気がついてもらえなかった。するとそこに大きな波が現れ、フーパーさんを岸まで運んだのだという。フーパーさんは病院に搬送され、現在怪我の治療を受けている。
カマストガリザメは、体長は最大2.8メートル、体重は最大で123キロに達するサメの一種。このサメは人間に重傷を負わせることがあるが、攻撃することはほとんどない。しかし、フロリダ沖のサメ襲撃事件の16%はこのサメが関係しているという。