なお、打ち上げ日は現時点で2021年3月20日とされているが、最終的な日程は今年中に確定する予定だという。
アクセルスペース社によると、超小型衛星はロシアのソユーズロケットで打ち上げられる。
アクセルスペース社は、多数の超小型衛星で地球のあらゆる地域を高い頻度で観測する「AxelGlobe」の構築を進めており、今回打ち上げられるのは、そのAxelGlobeを構成する4基の衛星。
同社は、2018年に打ち上げた初号機と今回の4基を合わせて5基体制にすることで、日本付近を含む中緯度地域では平均1.4日に1回、低緯度地域では3日に1回観測できるようになるとし、これによって高い観測頻度が必要な農業利用や事故・災害時の事業継続計画への応用など、「多様な業界における衛星データ活用が本格的に可能となる」と指摘している。