同サイトは、「軍用機の前に搭載予定の恐ろしい兵器を配置する構図は、軍事航空分野ではお馴染みのもの。この構図は、軍事的な力の誇示とマーケティングの両方の目的で頻繁に使用されてきた」と指摘している。
Tu-160の前に写っているのは、戦略巡航ミサイルKh-55SMが12発と、シリアで使用されたミサイルKh -101/102が12発。Kh-55SMは、中国やイランで開発された同様のミサイルの土台となっている。Tu-95MSの前には、Kh-55SMが6発、Kh -101/102が8発並んでいる。
Tu-22M3の前に置かれている爆弾の中には、FAB-3000爆弾も含まれている。「ザ・ドライブ」が指摘しているように、Tu-22M3の前には超音速巡航ミサイルKh-22「ブーリャ」やその派生型は写っていない。この点について同サイトは、ロシアは今これらの兵器を保有していないか、あるいは改良を行っている可能性があると指摘している。