動画が撮影されたのは2017 年3月、オーストラリア南部の沿岸部で行われた大規模な調査の際。このイカは水深1000~4000メートルに生息しているため、人の目に触れることはめったにない。
マグナピナイカの特徴は胴体を何倍も上回る、8メートルを超える長い足と巨大なヒレ。
オープンアクセスの査読つきの科学雑誌「 PLOS One」に掲載された論文で研究者らは、オーストラリア水域で初めて確認されたことは、これが汎存種ではないかという仮説が証明され、空間的にまた時間的に互いに接近して生息するこのイカの地域的なクラスターの位置が示されたと記述している。
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