バイデン氏 武器規制でロシアとの協力を用意 ドイツ外相

© REUTERS / Kevin Lamarqueジョー・バイデン氏
ジョー・バイデン氏 - Sputnik 日本
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現時点で米国大統領選挙に勝利しているジョー・バイデン氏は、対ロシアに関しては軍事力に依存にしているが、しかし、ロシア政府と武器規制での協力を推進する用意がある。「パリ平和フォーラム」に出席したドイツのハイコ・マース外相が明らかにした。

マース外相は、今日、このことは冷戦時と同じように重要なことだと強調した。

ロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ次官 - Sputnik 日本
新START 米国の姿勢にロシアは失望
バイデン氏は、選挙戦で勝利した際には、露米間の新戦略兵器削減条約(新START)を延長する予定であると表明した。

この間、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は同様に、新スタートの将来は今のところ不明だが、しかし、ロシアは米国に新しい安全保障上の定式を作成することを提案したと強調した。

マスコミは米大統領選では民主党推薦のジョー・バイデン候補が勝利と報じており、バイデン氏もすでに勝利宣言を行っている。共和党推薦の現職のトランプ氏は現時点ではまだ敗北を認めておらず、弁護士を雇い、複数の州で集計作業の停止及び違反が疑われるケースの捜査を求める訴えを裁判所に起こしている。


新戦略兵器削減条約(新START)は2010年、米国とロシアの間で合意された。これは双方の戦略攻撃兵器の削減をうたっている。合意の有効期限は10年。現在、この先の核兵器コントロールの体系が話し合われている。

これより前、北大西洋条約機構(NATO)も条約の延長を支持する声明を表している。

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