中国を含むアジア15カ国 世界最大規模の自由貿易協定を締結へ

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中国を含むアジア15カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が締結される。RCEPは世界最大規模の自由貿易協定(FTA)。参加国は12〜15日に開催されるASEAN首脳会議で同協定に署名する。米ブルームバーグが伝えている。

RCEPの参加国は、中国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなどの国々。これらの国々の人口は合計で22億人。同協定は、関税の引き下げ、共通の原産地規則の下でのサプライチェーンの強化、新しい電器商規定の体系化を目指すもの。

ドナルド・トランプ米大統領は2017年、アジア太平洋地域の自由貿易協定「環太平洋パートナーシップ(TTP)」から離脱するための大統領令に署名。今回この協定が締結されると、協定の圏外にある一部の米国企業や多国籍企業に不利益が発生する可能性がある。

米国はTTPから離脱した後、この地域で影響力を増している中国とその近隣諸国とのバランスをうまくとることができなくなっている。

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