アナリストによれば、11月第1週で損失は7億9000万ドル(約824億円)となった。今年初めから同社株は400%超の高騰となっていた。
16日、モデルナ社は新型コロナウイルス用ワクチンの臨床実験の第3段階の中間結果を発表した。同社データによれば、その予防効果は94.5%とされた。
11月はじめ、ファイザー社とビオンテック社は、共同開発したワクチンの予防効果が90%であったことを発表した。しかし、同ワクチンはモデルナ社のものとは異なり、非常に低い温度での保管が必要とされる。
ロシアの新型コロナワクチン
ロシアは2020年8月11日、 世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。 ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。
臨床試験はロシア保健省から許可を得たガマレヤ国立疫学・ 微生物学研究センターによって6月から7月に実施された。
「スプートニクV」は多数のワクチン生産で実証済みのプラットフォームを基盤につくられた。ロシア保健省は、これまでに実施された「スプートニクV」の接種により最大2年間の 長期的な免疫ができることが示されたとしている。
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