米国 今年はサンタさんとはガラス越しに会おう

© AP Photo/Seth Wenig米国 今年はサンタさんとはガラス越しに会おう
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米国のショッピングモールでは年末のクリスマスシーズンにはサンタクロースを招き、子どもを膝にのせて、プレゼントを渡すなど、ふれあいの場を設けるのが恒例だが、今年はこの伝統も多少の変更を余儀なくされた。サンタさんは防護ガラスを隔てて子どもとコミュニケーションをとる。これは感染しないための2メートルのソーシャルディスタンスをとるためだ。

AP通信は、サンタさんの膝にお座りするという子どもの夢は今年はお預けにせざるを得ないと書いている。

それでも家族そろっての記念の写真撮影はOKとなった。ただし、撮影者たちは体温チェックは必須で、ショッピングモールによってはマスク着用が義務付けられている。

撮影が終わるごとに店の従業員は装飾やガラスを入念に除菌することになっている。

なかには希望者の殺到を避けるため、あらかじめオンラインでサンタさんの予約をつのるショッピングモールまで出てきた。

大事なのは伝統か、はたまた経済の維持か?

ショッピングモールのオーナーらは何が何でもクリスマスはクリスマスらしく演出しようと必死だ。

実は事は伝統うんぬんではない。

クリスマスは、1年のうちでもみんながこぞってプレゼントに大枚をはたく時期。サンタクロースは買い物客がオンラインショッピングで済まさず、ショッピングモールに直接足を運んでくれるために大事な客寄せなのだ。

ショッピングモールにとっては何がお得

「買い物客にはショッピングモールにくる理由付けが必要なんです」とコンサルティング会社「Kearney」で小売業を担当するマイケル・ブラウン氏は語る。「そうでければ家から出ずにオンラインショップで済ましてしまいますよ。」

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