赤羽氏は「政府の分科会で除外を検討する指標となる「ステージ3」になったと都道府県知事が認定し、政府に相談があった場合に、運用の見直しを検討することになる」と説明した。また、「今後そうなるかはまだ分からないし、現時点でそうした声を知事からはいただいていない」と述べた。赤羽氏は「高い警戒心を持って感染状況を注視するとともに、拡大防止の取り組みをこれまで以上に徹底する必要がある」としたうえ、マスクの着用や手洗い、『3密』の回避などの感染拡大防止対策の徹底を改めて呼び掛けた。
これより前、赤羽氏は、「厚生労働省の感染症対策のアドバイザリーボードで特に北海道や大阪、愛知を中心に感染者の増加が見られるという評価があった。ただ、この段階の感染状況は、Go Toトラベルからの除外を検討する指標となる「ステージ3」と判断されたわけではない」とも述べていた。
菅義偉首は19日、新型コロナウイルスの感染者が増加していることについて、「最大限の警戒状況にある」と述べ、マスクの着用、3密の回避などの基本的な感染防止策に努めるよう協力を呼び掛けていた。日本では18日、1日当たりの感染者数は2000人を超えて過去最多とった。都内では18日、新規感染者が493人確認された。
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