バイデン氏は19日の記者会見で、「我々は、信じられないほど無責任なことを目の当たりにしているように思う」と語っている。
「民主主義がどのように機能しているのかについて、信じられないほど破壊的なメッセージが、世界の他の国々に送られている。(中略)私は彼の(編集部注:トランプ氏)動機は知らないが、これは完全に無責任だ」
さらにバイデン氏は「最終的には、我々が勝利したことをはっきりさせるつもりだ」と語った。
「彼は勝利していないし、勝てないことも知っているはずだ。我々は1月20日に(大統領職への就任)宣誓をすることになるだろう」
またバイデン氏は、一般調達局(GSA)のエミリー・マーフィー長官が、バイデン氏の大統領選での勝利を認めるまでは、政権運営に必要な重要な情報にアクセスできないと述べている。
マスコミは米大統領選では民主党推薦のジョー・バイデン候補が勝利と報じており、バイデン氏もすでに勝利宣言を行っている。共和党推薦の現職のトランプ氏は現時点ではまだ敗北を認めておらず、弁護士を雇い、複数の州で集計作業の停止及び違反が疑われるケースの捜査を求める訴えを裁判所に起こしている。