先にラフェンスペルガー州務長官はバイデン氏の勝利を決定としていたものの、票の集計作業がまだ完全に終わっていなかったことから、選挙結果の承認手続きは延期したと報じられていた。
20日にジョージア州政府は声明を発表し、「11月3日の選挙結果を確定」したことを明らかにした。州政府の発表によると、バイデン氏は247万4507票を獲得したのに対し、トランプ氏は246万1837票だった。ジョージア州が擁する選挙人の数は16人で、大統領選の結果を左右する重要な州の1つとされていた。
先にトランプ陣営は州の選挙管理委員会が票集計、および郵便で投票された票の管理方法に関する法律を順守していないとしてジョージア州の裁判所に提訴していた。
マスコミは米大統領選では民主党推薦のジョー・バイデン候補が勝利と報じており、バイデン氏もすでに勝利宣言を行っている。共和党推薦の現職のトランプ氏は現時点ではまだ敗北を認めておらず、弁護士を雇い、複数の州で集計作業の停止及び違反が疑われるケースの捜査を求める訴えを裁判所に起こしている。