発表では、「英語は、私たちみんながそうであるように、急速に、そして度々、適応が求められた。私たちの経験豊富な語彙学者のチームは、その中のさまざまな段階でこれらの語彙データを収集し、分析を行った。(略)2020年という年は、あるユニークな『その年の言葉』を正しく選定することのできない年であることが急速に明らかになった」と指摘した。
その結果、研究者らは報告書『先例のない年のワード』を発表し、その中で新型コロナウイルスのパンデミックや政治的・経済的不安定、社会運動、自然環境、また、新しいテクノロジーやテレワークへの移行によって生じた行動が言語に影響を与えた様子を分析した。
2018年にオックスフォード辞典は同年の言葉として「toxic(毒性)」を認定した。
また2019年にはその年の言葉として単語の組み合わせである「climate emergency(気候の非常事態)」が選定されている。