英オックスフォード大学の研究者らは、ベジタリアンやビーガンの他、肉や魚を食べる計5万4000人以上の参加者を対象に調査を行った。すると参加者から3941件の骨折例が報告されたことから、研究者らは骨折と食事の関係について分析を行った。
ベジタリアンやビーガンのグループでは、食事によるカルシウムやタンパク質の摂取量が減っており、骨がもろくなっていることが分かった。また、ベジタリアンや、肉より魚を好んで食べる人々は、大腿骨骨折のリスクが肉を好む人より高いことも明らかになった。
ヴィーガンはボディマス指数(肥満度を表す体格指数)が低く、骨折例は20年間で1000人あたり20件と骨折率が高いことが分かった。また、大腿骨骨折のリスクは、肉や魚を食べる人より2倍高いことも判明している。
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