11月中旬、マイクロソフト社は、コロナウイルス用ワクチンの開発を行う米国とカナダ、フランス、インド、韓国の7企業に対しハッキング攻撃を仕掛けたとしてロシアと北朝鮮を非難した。マイクロソフト社は、ハッカーは開発データを奪おうとしたと発表した。ロシアはサイバー攻撃への関与を否定している。
10月には日本のワクチン開発者が攻撃の対象とされた。ハッカーはおそらく中国から複数にわたりデータ強奪の試みを行った。
この間、国際企業Group-IB社の研究者らは、北朝鮮はサイバー攻撃をもっとも多く行う国の1つであり、同国のサイバー攻撃集団が4つあることを明らかにしている。