バートンさんは、クラシック音楽は緊張を解き放し、動物を楽しませることができると確信している。
バートンさんの演奏中、猿は、ピアノのそばから離れず、譜面をめくったり、ピアニストの肩に登ったり、楽器を眺めたりしてコンサートを楽しんだ。中にはじっと座って、音楽に耳を傾ける猿もいたという。
歴史ある仏教寺院のそばで、猿のためのコンサートが開かれるのはこれで3回目。バートンさんはこれ以外にも、日用品店や閉鎖された劇場などでもクラシック音楽の演奏を行なっている。いずれのコンサートも大成功に終わっているとのこと。
バートンさんが動物を前にコンサートを開くのはこれが初めてではない。タイの保護施設で、傷ついた象を前に演奏を行なった。