去年の10月にRIZINの記者会見があって、日本最後の試合というので、緊急来日するのを知りました。私は推薦受験の準備もあったんですけど、両親に『お願いします、行かせてください』って言って、東京に行きました。
お会いしたら、本当に紳士な方でした。そのとき私は「ズドラーストヴィチェ(= こんにちは)」、「ダスビダーニヤ(= さようなら)」、「スパシーバ(= ありがとう)」くらいしか知りませんでした。なので、事前にお手紙を書いていったんです。グーグル翻訳で出たものをそのまま写したんです。たぶん間違っていたと思うんですけど、見よう見まねで、難しいキリル文字を写して、それで当日持って行っていきました。
私、人生でヒョードル選手に会えるなんて思っていなくて、そんな神様みたいな人に。でも、会えて、号泣してしまいました。ボロボロ涙が出てきて。感動というか、『ああ、憧れの人が目の前にいる!』というので、それでもう言葉がしゃべれなかったんですよ。それで、お手紙を渡しました。あまりにも泣いていたので、ヒョードル選手が大丈夫?と心配してくれました。