中央アジアの異常高温が引き金となる気候カタストロフィー 研究者らが警告

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韓国、日本、米国、中国の気候学者グループの調査で、中央アジアでは過去20年で異常高温がさらに深刻化したことが明らかにされた。調査結果はサイエンス誌に発表された。

モンゴル高原は地球規模的な温暖化で完全に植物の生えない砂漠と化した。同様の現象は米国南西部で起きている。

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論文には、人間の活動が気候を変えてしまい、結果的に中央アジアの環境システムにこれが作用し、憂慮すべき事態になっていることが書かれた。

研究者らは過去260年の針葉樹の年輪データを分析し、暑さに襲われた時期と土壌の湿度を調べた。これにより、ここ最近は暑さが厳しくなっていることがわかった。

研究者らによれば、中央アジアの気候は今、破壊的な変化を遂げており、これにより絶滅する動物が出てくる可能性があるほか、地球全体の気候と関係する大気プロセスに影響を与える恐れもある。

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