バラノバ教授は以前、新型コロナウイルスの突然変異種に関して2つの恐ろしい特性について警告している。
同教授によると、新型コロナウイルスの軽・中症患者を診断した医師らがまとめた研究結果が11月に発表された。
バラノバ教授はその研究結果について、「(新型コロナウイルスの)症状がほとんど出なかった場合であっても、70%の元コロナ患者の内臓に病理が見つかっている。その主な病気は心臓病ではなく、脂肪肝と膵臓組織の脂肪化だった。こういった診断は通常、60歳の患者に対して行われるが、新型コロナ回復者では40歳で診断されている」と説明している。
「新型コロナウイルスが老化を早めていると言ってもいいだろう。ウイルスは私たちの寿命を奪い、老化を早めている」
最近明らかになった新型コロナ回復後の他の異常は?
ロシアの神経科医は最近、新型コロナウイルスから回復した元患者が記憶障害、集中力の低下を訴えるケースが増えていると明らかにしている。
米ニューヨーク・タイムズ紙によると、新型コロナウイルスに感染した人が回復後、が歯や歯茎に問題を抱えていることが明らかになった。その場合、歯が抜けることもあるという。