職員によると水族館は11月5日から入場者を入れておらず、人の動きをよく見て、言葉に耳を傾けるペンギンたちは寂しがっているという。ペンギンの気持ちを紛らわせようと、職員はコメディーの「エルフ」など楽しそうな映画をテレビ画面に映すようになった。
Gentoo penguins watching Christmas movies at the SEA LIFE Centre London Aquarium, as the attraction has installed two TVs showing Christmas films, outside the penguin enclosure, to prepare them for the stimulation of guests returning on Wednesday. #Animals #Xmas @london_aquarium pic.twitter.com/dNZyPB3s1A
— Yui Mok (@YuiMok) November 30, 2020
水族館は「ペンギンは映画を楽しんでいるようですが、私たちもペンギンたちも、本物のお客さんが戻る日を心待ちにしています」とコメントしている。
ロンドン水族館は、感染拡大防止を目的とした国内のロックダウン宣言に伴い11月5日から閉館している。
一方、欧州ではコロナウイルス感染拡大の影響でクリスマスイベントの中止が相次いでいる。今年、欧州の地元民や観光客にとって屋外でホットワインや伝統的なクリスマス料理を味わったり、クリスマスマーケットでプレゼントや飾りを買うことは叶わぬ夢となった。最も制限が厳しいのはどの都市か、スプートニク通信は調べてみた。