米ファイザー 12月に米規制当局にワクチンの臨床データを提出 その後科学誌に投稿

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米製薬ファイザーと独バイオエヌテックは、共同開発した新型コロナウイルスのワクチンの臨床データを米食品医療品局(FDA)に提出し、その後科学誌に投稿する。ファイザーの広報担当者がスプートニクの取材に対し、明らかにしている。

ファイザーの広報担当者は、「FDAは、ワクチンと関連生物製剤に関する諮問委員会を12月前半に開催する。その際にファイザーとバイオエヌテックが、すでにFDAに提出した安全性と有効性のデータを発表し、委員会メンバーからの質問に答える予定だ」と述べている。

その担当者はさらに、「ファイザーとバイオエヌテックは、データ分析が完了した時点で臨床試験で得られた有効性と安全性のデータを科学誌に投稿する予定だ」と答えている。科学誌に投稿する時期については明言しなかった。


ファイザーのワクチン承認は今どうなっているのか?

ファイザーとバイオエヌテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンは2日、英国での使用が承認された。またこのワクチンについては、米国などでも近日中に審査が行われる。ファイザーの臨床データによると、このワクチンでは高い有効性が示されている。

ファイザーとバイオエヌテックは欧州連合(EU)でも自社の新型コロナウイルス用ワクチンの登録申請を行っている。

このワクチンの正確な価格はまだ明らかになっていないが、ロイターによると、EU向けの価格は1回あたり15.5ユーロ(約1960円)だという。

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