木更津市は当初、本年度予算に前年度と同程度の1億1000万円を計上していたものの、防衛省から入った2次内示では大幅増額の2億1066万円になっていた。
木更津市では2017年から普天間米軍基地に所属するオスプレイの定期的な機体整備を行っており、防衛省の交付金はこの時期から目立って増加。10年間で4倍以上にまで達している。
防衛省の交付金の使途分野は交通・通信施設やレクリエーション施設、防災事業など幅広い。東京新聞の取材した識者は、交付金をもらうことが当然となり、市の財政も地元の経済もこれに依存する、いわゆる基地経済の構図が出来上がってしまうことを懸念している。
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