沿海地方を襲った雪サイクロンによる被害額は10億ルーブル超

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雪サイクロン - Sputnik 日本
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ロシアの沿海地方を襲った台風と雨氷による被害額は、現在のところ10億ルーブル(約14億円)超と推定されている。4日、沿海地方第1副知事のヴェーラ・シェルビナ氏が発表した。

シェルビナ氏は「沿海地方の非常事態は解除されておらず、災害復旧活動は続いている」と述べた。

11月19日、沿海地方を雪のサイクロンが通過し、ウラジオトクの10以上の地域で電力供給が遮断された。バスの運行に一部乱れが発生し、空の便も一部で遅延が生じ、道路では路面凍結が起こった。

ウラジオトクとアルチョームでは停電が発生したため、住宅に水と暖房を供給するポンプステーションが機能を停止した。

その結果、ウラジオストクでは600棟以上の住宅で暖房が止まり(熱供給が全面復旧したのは11月26日)、送電網の被害が205件確認され、約200の道路照明灯が被害を受け、少なくとも4500本の樹木が倒れた。

沿海地方南部ルースキー島にかかる斜張橋は、雨氷によって氷が形成されたため閉鎖された。

ウラジオストクの住民は、熱供給による暖房の復旧を歓声をあげて喜んだ。

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