トランプ大統領はジョージア州の集会を開き、民主党の議員らは「社会主義的管理体制への転換を願っている」とし、バイデン氏による新政権の樹立に警鐘を鳴らした。
我々の子供たちは社会主義と自由な国のどちらを生きるのか。それを決めるのはジョージア州の選挙人らだ。
また、バイデン氏が復帰を目指すパリ協定についても批判し、米国がこの協定に復帰した暁には露中に大きく後れを取ると発言した。
我々は数兆ドルを支払うことになるだろう。ロシアは我々よりも大変な優位にある。彼らは大気汚染が深刻だった遥か昔からやっている。これは彼らのスタンダードだ。中国は2030年にならないと参加しない。であれば、我々はゆっくり始めよう。考えてほしい。どの程度のお金になるか。
パリ協定は地球温暖化対策の国際的な枠組みとして知られており、2015年12月に世界190ヵ国以上が合意して成立した。
この協定は早期に世界全体の温室効果ガス排出量を実質的にゼロにする、「脱炭素化」を長期目標として定めている。加盟国は温室効果ガス排出量の削減や、設備投資、気候変動への対応に関する措置の導入に加え、再生可能エネルギーへの転換が義務付けられている。