バッハ会長は、アレクサンドル・ルカシェンコ氏とその息子ヴクトル氏をはじめとして、ベラルーシの現指導部は政治的差別を防ごうとしていないとし、IOCの行うあらゆる行事へは参加が許可されないと発表した。
IOCのクリスチアナ・クラウエ報道官は、IOCはベラルーシ・オリンピック委員会への支払いを一時中断することを明らかにした。ただし東京五輪(2021年)と北京五輪(2022年)へ向けた選手らの準備費だけはこれに相当しない。
クラウエ報道官は、IOCは五輪参加のベラルーシ選手らが政治的差別を受けないよう注視していくことを明らかにしている。
この他、ベラルーシの五輪招致に関する交渉も全て一時的に停止される。