内務省公式サイトによると、モスクワ時間9日19時05分、地下鉄アルバート・ポクロフスカヤ線エレクトロザヴォツカヤ駅で、エスカレータから下りる妊婦が体勢を崩しうずくまる様子に通行人らが気づいた。女性は29歳で妊娠後期だった。
サイトの報告では「警察官らは救急班を要請したが、お産はすでに始まっていた。アレクセイ・ポリャコフ巡査長は戸惑うことなく、新生児の誕生を助けた。母子の苦痛が少なくなるよう、すべきことをスムーズに迅速に行った。
医師らが駆け付けるまで警察官らは新生児が凍えないよう、断熱ホイルで包んだ」という。
到着した救急医療班は、ポリャコフ巡査長はじめ警察官がタイムリーに、専門的なケアをしたと評価。母子は現在、産院に搬送されたという。