それによれば、髪の状態は健康状態と密接に関係しており、脱毛の原因は、ストレス、ホルモン変化(妊娠時など)、感染症など、さまざまだという。コロナウイルスも同じく脱毛を引き起こし、重症であれば可能性はさらに高まる。まず生命を維持するために体力が奪われ、育毛に必要な栄養素が制限されてしまうとのこと。
またプシェニチナヤ氏によれば、コロナウイルスに感染すると、毛包が損傷を受けるわけではないが、長い休止期に入るため、毛髪が抜け落ちるのだという。
脱毛は、回復の2〜3ヶ月後に起こることが多い。また頭部全体に均等に髪が抜けるが、部分的に目立つこともあるとのこと。
一方でプシェニチナヤ氏は、脱毛はいずれ治まり、髪はまた生えてくると強調し、「身体が回復すれば、毛包はまた成長期に移行します。ですから回復後は、健康的な生活習慣を維持し、ミネラルとビタミンが豊富な食事を取ることが必要です」と述べている。
また脱毛は時宜良く治療すれば、治せるものだとして、脱毛症状が見られたときには、すぐに毛髪専門医か皮膚科を受診することを助言している。
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