トランプ氏はツイッターに「ホワイトハウスで働く人々は、特に必要がなければ、(ワクチン接種)プログラムでのワクチン接種を少し後で受けるべきだ。私はこの調整が行われるよう頼んだ。私は、今はワクチン接種を受ける予定はないが、適切な時期に接種を受けることを楽しみにしている」と投稿した。
ホワイトハウス 国家安全保障会議の広報責任者ジョン・エリオット氏は、「政府の3部門すべての高官は、執行当局が定めたプロトコルに従ってワクチン接種を受ける」と発表していた。
ワシントン・ポスト紙によると、これは特に、ホワイトハウスのスタッフが、事実上、最も脆弱な人々への接種と同時に近々ワクチン接種を受け取ることを意味している。
同紙の情報筋は、新型コロナウイルスワクチンの接種は「政府が機能するために不可欠だ」と説明した。
米食品医薬品局(FDA)は11日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可した。ミシガン州カラマズーにあるファイザーの工場では13日、新型コロナウイルスワクチンの初回分の出荷が始まった。
トランプ氏とメラニア夫人は、10月2日に新型コロナウイルスの検査で陽性と判明。同日、トランプ氏はメリー ランド州ベセスダのウォルター・リード軍医療センターに入院、5日に退院し、ホワイトハウスに戻った。トランプ氏の主治医は10日、トランプ氏から新型コロナウイルスが他人に感染する危険性はもはやないとし、抗体が検出されたと発表した。