メルゾン氏は「イスラエルにおける新型コロナウイルス感染症第1波の初期にコロナ検査を受けた約3万7000人の患者を対象に、検査結果が陽性だった患者と陰性だった患者の比率を調べた。そして気管支喘息の患者からウイルスが検出される可能性は30%低いことがわかった」と語った。
メルゾン氏によると、このデータは、喘息の人にはウイルスが体内に侵入することに関係する肺の受容器が少ないことと関連している。
一方、メルゾン氏は、この現象は気管支喘息に苦しむ人々の行動と関連している可能性もあるとの見方を示している。同氏は、喘息の人は合併症のリスクが高いことを理解しているため、疾病管理センターや保健省が発表した予防対策などにより注意深く、真剣に取り組んでおり、この行動が関連している可能性もあると説明した。
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