来週から、ワクチン接種が「意図的に人々に害を与えたり、人々をコントロールするために」使われていると主張する投稿は削除される。また、「ワクチン接種の悪影響に関する虚偽の主張」や、「COVID-19は存在しない、あるいは深刻ではないため、ワクチン接種は必要ないという虚偽の主張」も削除されるという。
来年初めには、「ワクチンに関する根拠のない噂、物議を醸す主張、または不完全で文脈から外れた情報を広める」投稿に、ラベルがつけられる予定。
現在は、コロナウイルスの性質やその感染拡大、対策の有効性、公式な制限措置、健康上のリスクに関する誤った情報が含まれているとみなされた場合、投稿が削除されている。
フェイスブックは10月、予防接種を推奨しない広告を禁止した。ユーチューブも10月、新型コロナワクチンに関する誤情報を含む動画を削除する方針を示した。
ワクチン接種開始
ロシアで今月4日、国産ワクチン「スプートニクV」の接種が始まった。最初に接種を受けたのは、モスクワの教師、医師、ソーシャルワーカー。
米国では今月15日、米ファイザーが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。米モデルナのワクチンは米規制当局の承認を待っている。ワクチンが広く普及するまでには、少なくともあと数ヶ月はかかる。世論調査によると、米国ではさまざまな理由で住民の少なくとも4分の1がワクチン接種を受けたくないと考えている。