先に、米メディアは多数の米国省庁がハッキングに遭ったと報じていた。
ロイター社の情報によると、マイクロソフトはSolarWinds社のソフトウェアを使用した一連のサイバー攻撃によってウイルスに感染した。情報筋によると、その後マイクロソフト製品は他の機関をハッキングするために使用された。
米国当局は、これらのサイバー攻撃の主な標的は政府機関であったとみなしている。被害にあった機関の中には、国防総省、財務省、国土安全保障省、商務省、国務省が挙げられている。さらに、米国エネルギー省と国家核安全保障局も被害を受けた可能性があるとポリティコが伝えている。
攻撃はロシアと関連づけられたが、証拠は示されていない。ドミトリー・ペスコフ露報道官は、ロシアはそれと何の関係もないと述べた。
先の「チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ」社による調査では、世界の半数の企業が新型コロナウイルスのパンデミックに際し、サイバー攻撃が増加したと認識しているという結果が指摘された。
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