米国務省、ロシアの2つの領事館の閉鎖を議会に通達=メディア報道

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米国務省は、ウラジオストクの領事館を完全に閉鎖し、エカテリンブルクの領事館の業務を一時停止する意向を米連邦議会に通知した。AP通信が入手した文書を引用しながら伝えている。

通知は12月10日付で議会に提出された。おそらく、領事館の閉鎖は2017年の露米両国の外交情勢が関係しているとみられる。

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AP通信は「外交ビザをめぐってロシアとの行き詰まりが生じたため、2017年にロシアが米外交公館の従業員数を減らした。長引く米外交公館に対する課題への返答である」という文章の内容を引用している

2つの領事館が閉鎖された場合、ロシア連邦における米外交公館はモスクワ大使館のみが残り、閉鎖する領事館の一部の従業員が異動することになる。

領事館などの閉鎖の時期は不明と伝えている。

以前、コメルサント紙は外交筋を引用し、エカテリンブルクとウラジオストクの米国総領事館を完全に閉鎖する案を検討していると報じた。ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官は、米国領事館の閉鎖が、最良の状態ではない露米両国の関係を損なうことはないと述べた。

2017年夏、米国は在サンフランシスコ領事館と、ワシントン、ニューヨークにある外交拠点を閉鎖したことをロシアに通知した。これに対する返答としてロシアは、775人の米国人外交官をロシアから追放した

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