2020年は世界中の人々の生活における、ほぼすべての物事を変えたが、マスコミもその例外ではない。ジャーナリストたちも、コロナ禍の新たなルールに従って仕事をしなければならなくなった。記者会見、インタビュー、ルポルタージュ、そのすべてがオンラインとなったが、もちろん、これらは対面での交流とは比べものにならないものであった。しかし、こうした危機に直面したことにより、新たな働き方が模索され、これまでにはなかった情報の捉え方が生まれた。観覧車でのワーケーション、東京で行われた少数派を支持するデモ、日本人の漁師がロシア人一家を助けた話・・・など、ここでは、今年「スプートニク」がお届けした記事の中から、とくに印象深い内容のインタビューやルポルタージュをご紹介する。