同市の人口は約41万6000人。現在のところ、被害者の情報はなく、この隕石落下による損害も明らかになっていない。
隕石落下の映像を確認した慶熙大学校(韓国)のエフゲニー・ズブコ教授によると、この隕石の半径は最大で1メートル、質量が約10トンの可能性があるという。
「大きな物体である可能性が高い。この物体の半径はおよそ1メートルになるため、質量は10トンを超える。これは非常に大きな物体だ。これほどの大きさの隕石が落ちてくるのは、半径1センチの隕石が落ちてくるのが10億回中に1回程度であるくらい稀だ」
ロシアのチェリャビンスク地方で2015年に落下した隕石を研究したセルゲイ・ザモズドラ氏によると、今回中国で落下した隕石は、上空で29秒ものあいだ発光し、落下を長い時間確認できる点が素晴らしいと指摘している。