東京地検が吉川元農相の事務所捜索 現金授受疑い

吉川貴盛元農林水産大臣が大手鶏卵生産会社の元代表から現金500万円を受領したとされる疑惑で、25日、東京地検特捜部などは、吉川元大臣の札幌市の事務所など関係先の強制捜査を開始した。特捜部は、現金授受の経緯について実態解明を進めるとみられる。

吉川元大臣は、2018年10月から2019年9月までの大臣在任中に、大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」の元代表から現金500万円を受け取った疑いが持たれている。東京地検特捜部は、元代表や吉川元大臣から任意で事情聴取を行うなどして捜査を進めている。

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「アキタフーズ」の元代表は、「アニマルウェルフェア」と呼ばれる家畜の飼育環境の国際基準や生産者への補助事業などについて吉川元大臣とたびたび面会し、陳情や要望を述べていた。

関係者によると、元代表は「違法性がある資金提供だと分かっていた。業界全体のためにしたことだった」などと話している。

一方、吉川元大臣も周囲に元代表から現金を受け取ったことを認めているという。

吉川元大臣は心臓病のため入院治療中で、「国会議員としての職責を果たすことが難しい」として、22日に衆議院議員を辞職した

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