オーストリアでは食料品を扱う商店や薬局、銀行、通信事業を除くすべての販売店が営業禁止となった。また、政府は企業に対し、可能な限りリモートワークを導入するよう要請している。パン屋などは営業が認められるが、テイクアウトのみの営業となる。
ホテルや劇場、カフェ、レストランは11月3日からすでに閉鎖されている。フィットネスクラブやその他のスポーツジムも同様。
美術館などは12月7日に営業が再開されていたが、今回のロックダウンにより再び閉鎖となった。
床屋や美容院、ネイルサロンなど、顧客との距離が近いサービス業の営業も同様に禁止となった。
自宅からの外出は出勤や通学、通院などを除き、原則として禁止された。
このロックダウンは1月24日まで導入される見通し。24日以降はすべての経済活動再開が認められる。
なお、新型コロナウイルスのPCR検査を受けた人に限り、ロックダウンは1月18日で早期に解除される。こうした差別化を図ることでオーストリア政府は国民にPCR検査への対応を促す模様。
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