新薬は抗体をベースにしたもので、英ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの医療施設と英製薬大手アストラゼネカが開発。瞬時に感染に対する免疫を与え、6カ月から12カ月の間、コロナウイルスへの耐性を保証するという。
新薬が承認されれば3月あるいは4月に使用可能となる。研究者によると、入院患者や高齢者施設を対象に緊急対策として提供される可能性が高いという。また家族のうち誰かがコロナウイルスに感染した場合にも効果が期待される。
研究チームを指揮するキャサリン・フリハン氏は、新薬は他の対コロナウイルスツールを補完するものとなるだろう、としている。
英国のハンコック保健相は14日、新型コロナウイルスの変異種が検出され、これがイングランド南東部での急速な感染拡大に関係している可能性があると伝えた。現時点での分析によると、変異種は従来種よりも感染速度が速く、感染力は70%余り強い可能性があるという。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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