「スタートレック」機関長役の遺灰 12年前から密かにISSに眠る

© AP Photo / Damian DovarganesЗвезда сериала "Стартрек" Джеймс Духан
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SF映画・テレビシリーズ「スタートレック」の機関長役で有名なジェイムズ・ドゥーアンの遺灰が2008年以降、密かにISS(国際宇宙ステーション)に隠されていることが明らかになった。タイムズ紙が報じた。

同紙によるとドゥーアン氏の息子であるクリスさんは企業家のリチャード・ギャリオット氏がISSに旅行する際、ドゥーアン氏の写真にラミネートした同氏の遺灰を持っていって欲しいと依頼。ギャリオット氏は2008年10月に旅行者としてISSを訪れており、ドゥーアン氏の遺灰入りの写真を運び、欧州モジュール「コロンバス」の内部に隠したという。

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ギャリオット氏は罰金を恐れ、ドゥーアン氏の親族には誰にも漏らさないよう頼んだという。同氏は「あれは極秘で行った。ドゥーアン氏の家族は遺灰がISSに運ばれて喜んでくれたが、公にできないことでがっかりしていた」と語り、十分な時が経ったので今は語ることができると結んだ。

ドゥーアン氏の息子によると、宇宙は父の情熱であり、宇宙に行きたがっていたという。

ジェイムズ・ドゥーアンはSF映画・テレビシリーズ「スタートレック」でスコッティことモンゴメリー・スコット機関長(日本語版ではチャーリー)で人気者となった。2005年他界。


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