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新型コロナワクチン、富裕国が買い占め 国際的な連帯はどこに?

© REUTERS / Liam McBurney新型コロナワクチン、富裕国が買い占め 国際的な連帯はどこに?
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CNNテレビは、カナダ、英国、欧州連合(EU)諸国などの国がすでに数ヶ月前から、新型コロナウイルスのワクチンを買い占めていると報じている。またCNNはこうした富裕国による過剰な買い占めは、途上国への供給不足を招くものだと強調している。

CNNの報道によれば、ここ数ヶ月の間に、複数の富裕国が製薬会社との間で、数十億ドル規模の二者間契約を結び、製造されたワクチンのほぼすべてを買い占めた。またCNNは、監視団体ピープルズ・ワクチン・アライアンスの情報を引用し、中には国民全員が3回接種できるだけのワクチンを確保している国もあると伝えている。一方で、発展途上国の中には、2021年末までに人口の1割程度しか接種できない国もあるとCNNは強調している。

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アフリカ疾病予防管理センターのジョン・ンケンガソン所長は、CNNに対し、「貧困国がワクチンを確保できないという状況は悲劇的な結果を招く可能性がある。特定の国が必要数以上のワクチンを手に入れ、その他の国には残らないというのは道徳的な観点から見た犯罪である。結果的に途上国は、コロナウイルスの感染拡大後に作られた世界から置き去りにされることになる」と述べた。

一方、CNNによれば、世界保健機関(WHO)アフリカ地域の予防接種とワクチン開発のコーディネーターを務めるリチャード・ミヒンゴ氏は、いずれの国も国民のためのワクチンを確保しようとしていることは理解できるとしながらも、「裕福な国が自分たちを守り、“島”に住んだとしても、我々は連帯した世界に住んでいる。すべての人々が守られない限り、誰も安全だと感じることはできない」と述べた。


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