メルケル首相は国内の感染拡大が引き続き高止まりしていることから、更なる規制強化に踏み切ることへの理解を国民に求めた。演説では専門家による発言を踏まえ、病院が医療崩壊の寸前にあるとコメント。さらに、英国から世界各地に拡散した新型コロナウイルスの変異種に警戒を高める必要性も規制強化の一因になったと説明した。
ドイツでは昨年の12月16日から全土でロックダウンが導入されており、これまでは5人以下の集会に制限されていたが、今後は2人にまで引き下げられる。
また、政府は人口10万人当たりの感染者数が200人を超える地域の住民に対し、不要不急の外出を15キロ圏内に制限する。なお、制限の起点は自宅ではなく居住区のため、住民が居住する自治体内での移動に制限はない。
ドイツではワクチン接種が12月末にスタートし、その際、バイオエヌテック社とファイザー社のワクチンがまず供給されている。
日本政府は首都圏(1都3県)で緊急事態宣言を出すことを検討しています。あなたはこうした措置を妥当だと考えますか。😷#緊急事態宣言
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 5, 2021
関連ニュース