エリザベス女王と夫のフィリップ殿下(エディンバラ公)が9日に新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたことが明らかになった。女王は現在、ロンドン郊外にある公邸のウィンザー城でロックダウン(都市封鎖)の期間を過ごしており、公邸でワクチン接種を受けた模様。英国では複数のワクチンが許可されており、どのワクチンを接種したかは公表されていない。
英国では12月からワクチン接種が始まっている。現時点では重症化しやすい80歳以上の高齢者や老人ホームの入居者に加え、感染リスクが高い医療従事者が優先的に接種を受けている。
エリザベス女王とフィリップ殿下はいずれも80歳以上のグループに入ることから、優先的接種の対象となった模様。