英ランカスター大学のアダム・テイラー教授が挙げているのは口の中の歯垢。粘性の膜の中には悪性のバクテリアが活発に増殖し、これが血流に入ると血管の炎症を起こし、心臓発作の原因になりうる。
口の中に酸っぱい味を感じた場合も危険信号。多くの人が強烈な歯痛と勘違いする口腔の痛みも同じように危険で、テイラー教授はこれも心臓発作の症状となる可能性があると強調している。
これより前、右腕、左腕の大動脈の血圧が異なる場合、心筋梗塞や心臓発作が起きることが明らかにされている。
舌の色の変化にも注意を払う必要がある。心臓医らによれば、心筋梗塞の前触れとしてこうした変化がある。