この実験に成功したのは米エネルギー省付属フェルミ国立加速器研究所の研究者グループ。研究者らは2つの異なるネットを用いた実験で90%の精度を達成できたと発表している。
専門家らは、今回用いた技術は最新の通信機器との両用が可能であり、補足的な光ファイバーの敷設を必要としないことから、将来、量子インターネットの創設に応用できると確信している。
量子もつれを用いた光量子の瞬間移動は2つないしはそれ以上の量子が切れ目なく、互いに連結している場合に達成できる。このプロセスでは量子状態は発信地点で計測が行われることで壊れ、着信地点で複合される。