ウトモ氏は、「これは決定的な情報ではないが、中間データによれば、同機は水との衝突により機体がバラバラになった」と述べ、もしボーイング機が空中でバラバラになっていたら、機体の残骸はより広範囲に散乱していただろうと指摘している。
スリウィジャヤ航空のボーイング737-524機は、9日午後2時36分(現地時間)にジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港を離陸。その4分後の2時40分を最後に交信が途絶えた。「フライトレーダー24」によると、同機は高度3320メートルまで上昇後、急に降下を開始した。インドネシア当局は、同機には乗客50人、乗員12人の計62人が搭乗していたと発表。乗客乗員は全員亡くなった。
当局は同機が墜落した原因をまだ公式に発表していない。インドネシアのニュースサイト「Detik News」によると、気象機構地球物理庁のスポークスマンであるデニ・セプティアジ氏は、同機は当時、危険な乱気流のゾーンに入っていたと指摘している。