ワクチンの評価など同庁は緊急措置として最短スピードで手続きを進める。欧州域内におけるワクチン使用許可についての判断は早ければ今月29日までに下りるという。
手続きは最短スピードで行われるが、EMAは既に試験結果や成分情報、製造方法などの必要データを審査しており、また英国・ブラジル・南アフリカの最新治験4件の中間データの総合分析をもとに安全性・有効性の証明も得られていることから迅速な作業が可能になるという。
今回、アストラゼネカ社のワクチン使用が承認されれば、同社ワクチンはEU域のワクチン第3号となる。
欧州委員会は1月7日、EUにおける米モデルナのワクチン使用を承認。またEMAは昨年12月末、米ファイザー・独ビオンテック共同開発ワクチンの使用を承認している。