同紙によると、検事総長室はトランプ現大統領の息子に対し2020年1月に起訴された事項について質問がある旨を通知したという。就任式実行委員会の資金がトランプ氏のホテルビジネスに流れたとされる件で、同委員会はスポンサーからの100万ドル(約1億350万円)をコロンビア特別区にあるホテルのダンスホール貸切代として、さらに5万ドル(約519万円)をサービス料として支払っている。
ワシントン・ポスト紙は、就任式実行委員会は非営利組織で免税の対象にあると指摘。検事総長室はホテルの客室を予約したのはトランプ氏の息子の関係者だとしている。
今回の訴訟ではトランプ氏の企業は就任式実行委員会から受け取った利益を返還するよう求められている。資金は慈善活動に寄付される。
関連ニュース