これによりノルウェーには今年第3週に7800本のワクチンが供給されないことになる。同研究所によれば、供給削減は生産能力の近代化に関連するという。
また、同研究所ではすでに予想外の状況が生じた場合に備えワクチンのストックがされており、今後はこれらを活用するという。最大数の生産に復帰するためにファイザー社にどれだけの時間が必要となるかは今のところ明らかではない。
この間、ノルウェーでファイザー社とバイオエヌテック社の新型コロナ用ワクチンの接種を受けた23人が死亡したことが報じられている。
11月27日、ノルウェーではファイザー社とバイオエヌテック社の製薬による市民へのワクチン接種が開始され、オスローの高齢者施設の入居者がまず対象となった。ノルウェーではすでに合計2万5000人超がワクチン接種を受けている。
12月9日、ファイザー社製ワクチン治験中に6人が死亡していたと明らかになった。また、ファイザー社製ワクチンを接種した88歳のイスラエル人男性が死亡したと12月31日に公開された。
1月6日、ノルウェーの一カ所の老人ホームでワクチンの接種から数日後に2人の入居者が相次いで死亡するケースが確認されたと報じられた。