ヴィノヴィチ氏はパンデミック収束時期に関する統一した意見は今のところないと説明。
同氏はロシア新聞のインタビューで「最近のワクチンに関するニュースは私たちに希望を与えてくれ、トンネルの先の光が見え始めてきたところ。この光はますます大きくなる。ワクチンの集団接種に向けて準備を整えたり、あるいはすでに実施を開始している国が増えている」と語った。
同氏はロシアでもワクチン接種がスタートしたことを補足。ワクチンは感染拡大対策とはなるが、問題の唯一の解決策とはならない、とも指摘する。感染拡大の収束に影響を与えるには、各人がこれまでと同様、個人防護具を身に着け、安全な距離を保ち、その他の予防策を守らなければならないと結んだ。
これより前、WHOで緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は、パンデミック2年目は初年よりも厳しいものになる可能性があると警告している。同氏のコメントはWHOのツイッターアカウントに投稿された。
「我々は(パンデミック)2年目を迎えるが、ウイルス感染の動きや、様々な問題点から判断して、2年目はさらに厳しいものになる恐れがある。」
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