民間ヴァージン・オービット社 飛行機からのロケット投下発射に初成功

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英国人億万長者のリチャード・ブランソン氏所有の米ヴァージン・オービット社運搬用ロケットLauncherOneの初の発射を行った。同社がツィッターで発表した。

ヴァージン・オービット社はブランソン氏所有のコングロマリット「ヴァージン・グループ」の傘下の企業でこれより前には観光者向けの宇宙船「スペースシップ・ツー」の2号機VSSユニティの発射実験を成功させている。

​ロケット発射では軌道に小型衛星キューブサットの一団が投入された。

リチャード・ブランソン氏 - Sputnik 日本
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ロケットの発射は1月17日に実施された。LauncherOneは米カリフォルニア州モハーヴェ砂漠の宇宙基地から発進したボーイング747-400機の翼の下から投下された。

LauncherOneは全長21.3メートル。2段階式で最高速度は時速2万8100キロ。初実験は2020年5月に実施されたが、飛行機からの投下後、エンジンが作動せず、失敗に終わっていた。

NASAのブライデンスタイン長官はヴァージン・オービット社に成功を祝したメッセージを送り、人工衛星の軌道投下を「大きな達成」と評した。

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