シリア国営テレビが報じたところによると、「米国の占領軍」はイラクからシリア北東部に200人を派兵したという。
いずれも、ハサカ県アルシャダダ市で不法に設置された基地やデリゾール県のエル・オマル油田、コニコガス田に派遣されている。
米軍は反体制派のグループ「シリア民主軍」(クルド人民兵部隊やアラブ系組織で構成)と連携してデリゾール県、ハサカ県、ラッカ県で活動している。これらの地域には油田やガス田の多くが位置している。
シリア政府は国内で活動する米軍を一度ならず占領軍と指定し、原油搾取を国家的に行っているとして批判を強めている。